九十九里・南房総・外房エリアにて、第1回「ミートアップイベント」を開催しました。

2025年2月20日(木)、地域で活躍する起業家、支援者(金融機関、支援機関、士業、アクセラレーター、自治体関係者など)が集まり、館山でミートアップイベントを開催しました。
1部では「起業家のリアル」をテーマにパネルディスカッションを行いました。 2部は、参加者同士の交流を深めるための交流会を開催しました。
CICミートアップイベントについて
一般社団法人千葉イノベーションベース(CIB)歴代会長・理事経験者の「メンター」と地域別の「コミュニケーター(先輩起業家)」と共に、スタートアップコミュニティの形成を目指し、定期的な交流会や勉強会を開催します。 希望者(要申込)には「メンター」によるスタートアップ向けのグループメンタリングを実施します。
九十九里・南房総・外房エリア 第1回ミートアップイベントの内容
◾️メンター/ 講師
株式会社オニオン新聞社 代表取締役 山本 寛 氏

◾️地域コミュニケーター
株式会社ライフワゴン 代表取締役 石野田 紋 氏

個別指導で成長を加速! 少人数制グループメンタリングを実施
起業家の皆さまのさらなる飛躍を願い、株式会社オニオン新聞社 代表取締役、山本 寛 氏をお招きし、少人数制グループメンタリングを開催いたしました。
今回は、事前に熱意あふれるお申込みをいただいた4名の起業家にご参加いただきました。
参加者の方々は、それぞれの課題や目標について、山本氏からの豊富な経験と知見に基づくアドバイスを受け、第2回目の開催に向けて今後の事業展開への宿題をもらいました。 メンタリング終了後には、参加者の皆さまと山本氏との間で記念撮影が行われ、和やかな雰囲気の中、盛況のうちに終了いたしました。

パネルディスカッション「起業家のリアル」
パネルディスカッションでは、グループメンタリングに参加いただいた4名の起業家が登壇。それぞれの熱い想いや、起業の道のりにおけるリアルな体験談が語られました。
成功談だけでなく、失敗から得た教訓や、事業における課題、今後の展望など、彼らの言葉からは、起業に対する熱い情熱、困難に立ち向かう力強さが感じられました。

<起業家登壇者>
・ポルチ株式会社 代表取締役 風間 太郎 氏
・株式会社ジョリーブ 取締役 箕部 麻世 氏
・漆原商店株式会社 取締役 漆原 秀 氏
・エリック 氏
【発言の一部抜粋】
風間氏「一宮での新規事業では、誰もが楽しく遊べる場所『パーク』を造りたい。事業を始めたばかりで、現時点での苦労はあまりないが、今後、人材確保の問題等で悩んでいくと思う。」

箕部氏「これから商品の価格などについて設定をするときは、利益率を重視していくべきというアドバイスを受けた。認知度をあげるために、これからも広告方法や費用について考えていきたい。」

漆原氏「館山の駅前の寂しい状況を目にし、館山を活性化できないかと思い、不動産投資と街づくりを行っている。これが3度目の起業であり、サラリーマン時代に体調を崩した際、生き方を見つめなおして、自分のやりたいことをやりたいと思って起業した。」

エリック氏「空き家を購入して、DIYでリフォーム後、賃貸している。設定した利益目標を達成するために所有戸建て数の目標を設定したが、利益が出なかったことから、目標と過程が相違していたことに気付いた。これからは、資産性のある物件を見極めて事業を行っていくとともに、財務についても学んでいく。」

山本氏「どんな理由から起業を始めたとしても、顧客解像度が漠然としていたら成功しない。お客さまが何故その商品を買うのか。全ての定義は顧客にある。」
石野田氏「起業家の方とたくさん交流する中で思うことは、『折れないハート』を保有するためには、経営を自分自身でコントロールできる状態を保ち、熱量を持って事業に取り組むことが大事。」
起業家のリアルに迫る熱い議論! ミートアップイベント質疑応答
パネルディスカッションに続き、質疑応答の時間では、登壇者が目指す未来や夢、支援を受けて嬉しかった経験について語りました。 それぞれが描くビジョンには、地域活性や世界展開、日本の技術革新への挑戦など、熱い想いが込められていました。
南房総で事業する理由は?
エリック氏「房総半島台風の後に引っ越してきた。再び台風が来るとおびえている方がく、物件が安く買える状況だった。また、民泊やシェアハウス等の分野では、東京に比べるとライバルが少ない。」
箕部氏「やはり土地の価格が安いことが主な理由だが、東京まで1時間くらいで行ける利便性の良さも理由の一つ。」
漆原氏「東京から1時間半で行ける海辺の街を探していた。館山は、景観がしっくりきて、立地も良く、不動産の価格も安いので館山で起業した。」
風間氏「一宮は、いい街であり、住民や観光客等、思っていたより人が多いことから、ここにもう一つ施設があったら面白いかなと思い、一宮を選んだ。
石野田氏「東京から近く、土地もたくさんあり、成田空港も近い。千葉県全域を使って、インバウンドの誘致や土地の利活用、過疎化地域の雇用増加などに取り組んでいきたいということが理由。」
県南で何のビジネスを行ったら、この地域&自分に効果があると思うか?
箕部氏「学校に格差があり、より高い教育レベルを求めると、県北に行くしかない。また、病院が少なく、地域の人が困っている。そのため、教育関係や病院関係のビジネスは、効果があると思う。」
エリック氏「チェーン店がない。大手チェーン店が来ると、地域になんらかの効果があると思う。」
風間氏「ハイブランドのホテルがあると、違うを地域に呼び寄せられると思う。」
石野田氏「高齢者向けの巨大施設を作って街を作る。」
漆原氏「効果があると思う分野は3つ。教育・アート・障害者の雇用に関するビジネス。」
山本氏「長期で地域に効果があるか考えた場合に大事なことは、館山で事業したいと思っている人が育つ仕組みを作ることが大事。」

交流会:熱気冷めやらぬ参加者たちが交流を深める
パネルディスカッションの熱気が冷めやらぬまま、交流会へと進みました。参加者たちは思い思いに語り合い、交流を深めました。登壇者を囲んで、パネルディスカッションでは聞けなかった質問や、自身のビジネスアイデアについて熱く語り合う姿も見られました。 起業家と支援者、それぞれの立場から、活発な意見交換が行われ、参加者たちは互いに刺激を受け、新たな発見を得ていました。交流会は、単なる懇親の場ではなく、参加者同士が繋がり、協力し合うための貴重な機会となりました。


また、交流会では参加者による3分ピッチが行われました。

まとめ
参加者それぞれが、新たな一歩を踏み出すための気づきを得ると同時に千葉県のスタートアップコミュニティに参加するきっかけとなったのではないでしょうか。
本イベントで、県内4地域で実施しているミートアップイベントの第1回目が終了しました。引き続き、同4地域でミートアップイベントの第2回目を順次開催していきます。
